どうしても見に行きたい写真展があって、暑い中、新宿御苑まで行って来ました。
尾崎たまきさんの写真展「お家に、帰ろう〜殺処分ゼロへの願い〜」です。
犬や猫の殺処分をすることなく、ともに生きていくことができる世の中になることを願って開かれた写真展です。
犬や猫、ペットを飼っている方は勿論、これから飼いたいなと思っている方、
イヤ、動物なんて興味ない方でも全ての方に見に行ってほしい!!
捨てられたり迷子になったりして保健所に保護された動物たちが殺処分になってしまうことは、誰でもご存じだと思います。
そういうニュースや本に出会う度、とっても心が痛むから、ホントは見に行きたくない気持ちもあったんだ・・・。
でも、人間の身勝手で殺されちゃう動物がいなくなることを、私も心から願っているので、そういう活動をしている方は応援したいし、見に行くべきだよね、と思って・・・。
うちにも、捨てられ兎たちいるしねー。
~今年2月に某警察署管内に捨てられてたふうちゃん。引き取ってうちの子になってそろそろ半年。とっても元気です~
~うちの子になって早4年・・。某動物病院から引き取らせていただいたおーちゃん。前の飼い主さんところでいじめられてたのか?最初は全く心を開いてくれなかったけれど、今じゃ1番の甘えん坊~
行ってよかったです。
素晴らしい写真展でした。
目を覆いたくなるような悲しい写真もいっぱいありました。
まるで、もうすぐ殺されちゃうことを知ってるかのような悲しそうな目をした犬・・・
殺処分された犬や猫の遺灰・・・・
~2010年に神社に捨てられていて、警察署に保護されうちで里親になったまりちゃん。
獣医さんで検診していただいたところ、当時既に推定6~9歳と、兎としては高齢でした。引き取った当時は、ストレスか?自分の毛を自分でむしっちゃってて、やせ細ってて、心配だったのだけど、段々元気になり、昨年老衰で天寿をまっとうしました~
でも、嬉しくなっちゃう写真もありました。
殺処分を免れて、引き取ってもらったお家で楽しそうにしている犬!
熊本の動物愛護センターでは、職員の方々や多くの協力者の方々の努力で2014年は殺処分される犬がゼロだったそうです!!
素晴らしい!!
日本中がそうなるといいなあ。
写真&エッセイの素晴らしい本も出版されています。
とてもいい本でした。
殺処分場で働く人々のこと、熊本市動物愛護センターの取り組み、尾崎さん自身が愛護センターから引き取って一緒に暮らしている犬のこと・・・
などなどが、写真と共に語られています。
是非、多くの方に手に取っていただきたいなあ。
写真展は30日(木)迄です。
私がいっぱい言葉並べるより、写真見ていただいた方が、絶対心に響くから!
写真ってスゴイ!
是非見に行かれてみて下さい。
写真展「お家に、帰ろう〜殺処分ゼロへの願い〜」
2015年7月24日(金) ー7月30日(木)(最終日14時まで)日曜開館・入場無料
場所:富士フォトギャラリー新宿(丸の内線 新宿御苑前駅2番出口徒歩2分)
東京都新宿区新宿1-10-3太田紙興ビル1F 03-5368-2530