久し振りの更新になってしまいました・・・。(反省)
すっかり秋の気配ですね~。
そんな中、先週末はマウスピース矯正の勉強会で福岡へ行って来ましたよー。
マウスピース矯正の認知度も随分あがってきましたが、まだまだ 「矯正=ワイヤー→みっともない、痛そう」 というイメージの方も多いようです。
~一般的によく知られているワイヤー+ブラケットの矯正方法:写真はブラケットのみ装着の状態~
確かに、一般的に矯正と言えば、歯にブラケットという装置を貼りつけてワイヤーを通す、というものです。
マウスピース矯正は、行う矯正方取り外し式のマウスピースを1日8~10時間装着していただくことによって行なう矯正方法で、今では世界で250万人の方がこの方法で矯正しています。
~実際のマウスピース~
メリットとしては、
①目立たない (透明のマウスピースなので、他人には殆ど気づかれません。人前に立つお仕事の方でも安心!)
②痛みが少ない (ワイヤー矯正と較べると、痛みが少なく、ワイヤーでお口の中を傷つけるということもありません)
③歯磨きがしやすく、衛生的 (ブラケットを貼ると歯磨きが難しいのですが、マウスピースは取り外し式なので、歯磨きも今まで通り)
④虫歯治療も受けやすい (来院の都度、型取りを行うので矯正中の虫歯治療も柔軟に対応できます)
~マウスピース以外にも、成人の方が使用する取り外し式の矯正装置もありますが、症例が限られてきます。写真は取り外し式の床装置~
こう書くと、なんだ~いいことばっかりじゃない? だったら、ワイヤーじゃなくてマウスピースで矯正したい!!という方が殆どかと思われるでしょうが・・・・。
~白いブラケットに白いワイヤーを使用すると、ワイヤー式でもあまり目立ちません~
ウェストデンタルクリニックで矯正なさる方の7~8割は、ワイヤー矯正なんです!!
何故か??というと、 どんな方法にもメリットがあればデメリットもあります。
マウスピース矯正のデメリットは・・・
①仕上がりは、ワイヤー式と較べるとイマイチ・・・???(ワイヤー式の方が、細かいリクエストにお応えできます)
②終了までの期間は長くなる
③費用もワイヤー式よりやや割高
④装着時間を守らない方は結果が出ない
⑤マウスピースでは出来ない症例もある
⑥小児には不向き
特に、期間と費用の問題で、マウスピースではなくワイヤー式を選択される方が多いように思います。
~小児で取り外し式をご希望の場合は、このような床装置を使用しますが、最終仕上げには短期間ワイヤーを装着する場合もあります~
矯正を始める時は、誰でも「本当にキレイになるのかな?」という不安な気持ちがあるもの。
ワイヤー式だと、僅かな期間でも、みるみる歯が動いてキレイになっていくのが自分でもわかります。
なので、矯正治療へのモチベーションもあがっていきます。
でも、マウスピースだと動きが遅い・・・。
本当に治るのかな?動いているのかな?と不安になってきてしまいます。
結果が見えないと、モチベーションもさがってしまって、だんだん決められた装着時間を守れなくなってきてしまう・・・。
そうすると、益々歯は動かない・・・という悪循環に陥ってしまいます。
また、マウスピースでは治せない症例もあります。
まずは、骨格性のもの。
それから、開咬(奥歯は噛んでいるのに、前歯がかみ合わない状態)もダメです。
正中(上の歯と下の歯の真ん中のライン)が合っていないのを合わせる、なども難しいです。
~上下の真ん中のライン(正中)が合っていない症例~
・・・・と、マイナスの事もいっぱい書きましたが、正直ワイヤーなんてイヤって方 多いんじゃないかなあと思います。
マウスピース矯正だと、ワイヤーと較べてストレスが少なく楽しく矯正できるのは事実!
それに、今回学んできたDENマウスピース矯正法だと、今までできなかった症例でも出来るケースが増えました!!
これは朗報!
「私、マウスピースでできるかな??」という方は、一度相談にいらして下さい。
その際 ・最終仕上げに短期間ならワイヤーをつけてもいいか?絶対イヤか? ・どのくらいの期間なら矯正に費やせるか(1年?2年?3年以上でもいい?) 考えてきていただけると、スムーズです。
ころで、せっかく福岡へ帰ったので(私は福岡出身)放生会(お祭りです)にも行って来ました!!
久し振りにお化け屋敷や見世物小屋も楽しんできました~。
見世物小屋では、「埼玉の屋根裏で発見されたヤモリ女」というのが、生きた虫バリバリ食べてて怖かった~~~。
勉強会も有意義でモチベーション上がったし、福岡の美味しい物もいっぱい食べてきました~。