投稿日:2010年4月30日|カテゴリ:カルチャー(読書・アート・ライブ・舞台etc)

感動はアンチエイジング!勉強もアンチエイジング!なので、読書は立派なアンチエイジング?No,って言われても、本だけはやめられないけどね。
今月読んだ本も、どれも素晴らしかったけど、とりあえずBEST3をあげるなら・・。
 

①草食男子0.95の謎/竹内 久美子
「お前がいくらめかしこんで
俺の前にやってきても、
そんなことには、かまっちゃいねえ
俺は~ただお前とやりたいだけ!」
高校生の頃、大好きだったザ・ルースターズの「恋をしようよ」の歌詞の1節です。 (ルースターズの歌って今聴いてもホントにカッコイイ!!私の携帯アラームはルースターズのLet’s Rockです)
でもって、若い男の子なんてそんなもんでしょっ!って常識だったのに、今はそうでもないらしい・・。なんで?まじで?それでいいのか?若者よ?
男は生物学的に、なるべくいっぱい子孫残したいから、あっちの女にもこっちの女にもチャンスさえあればちょっかいかけるもんじゃなかったの?
草食系男子って言葉は確かによく聞くし、実際、ガツガツしてなさそうな、きれいな線の細い男子もよく見かけるけど。
そんな時代の動物行動学的男選び?の本です。
竹内久美子さんは動物行動学がご専門の方で、私は大ファンなのです。
どの本も、動物行動学の本って言えばそうなんだけど、日々の恋愛活動に活かせる「へ~~なるほどね」で満ち満ちています。で、ありながら、ちゃんと科学的で知的!
今回もハナマルでした。
 


4月に読んだ本
 

②間違いだらけのエコ生活/武田 邦彦
結構ショッキングな本です。
日々私が環境にいいかと思ってやってたこと、本当に役に立ってたの?って考えさせられちゃいます。テレビや雑誌や知識人と言われる人が言ってること、全部鵜呑みにしてるつもりはないけれど、それでも、やっぱり、発信者には意図があるわけだから、もっと注意深くならなきゃなあと再確認。
物の見方がちょっと変わる本です。
 

③月島慕情/浅田次郎
毎度のことながら、泣かされました。浅田次郎さんの本にはいつもです。
心が洗われる本です。特にシューシャインボーイが私は好き。
今回の短編集、時代設定はまちまちなんだけど、どれも昭和の匂いがします。昭和の人情、昭和の哀しさ、昭和の優しさ。平成のドラマには似合わない昭和な人たちがいっぱい登場します。
 


~練馬で見かけた昭和な看板~
 

その他、今月読んだ本
朝倉かすみさんの「田村はまだか」。小学校の同窓会の話。私は、福岡市立別府小学校の出身。福岡の公立の小学校だけど、東京在住の同窓生、結構いて、たまにプチ同窓会やってます。見た目は昔と随分変わっちゃった人も多いけど、会えばタイムスリップできて楽しい。開業して、1人だけ、偶然同じ別府小の方が患者さんでいらっしゃいました。私より3つ下だったから、同時期に通ってた時期もある。マンモス校だし、3つ下じゃ面識はなかったけど、なんだか嬉しかったです。診療室で一緒に校歌歌っちゃいました。
待ちに待った「1Q84」も出ましたね。発売日に即買い!即読みました。
まだ読んでない方にネタバレになっちゃうからあえて書かないけど、読んだ方、診療室で読んだよって言って下さいね~。語りましょう!
高橋滋さんの「I am a man」愛と感動のレストランを作ろうとする高橋さんがものすごくかっこよくて、経営者としてしびれました。
六本木とか赤坂ってあんまり行かないんですが、(大体新宿、中野、池袋、目白あたりを徘徊しています)、スタッフを連れて、本当のホスピタリティー学びに行こうかなと思いました。


 

~私のお気に入りの「うなぎのまんまる」(池袋)ここも、味もホスピタリティーも素晴らしい!

 

あと、今月は舞台も3本見に行きました。(小池さん!恵美ちゃん!輝いてましたよ)
演劇のくれる感動ってほんとにスゴイです。