投稿日:2013年11月25日|カテゴリ:ブログ, 歯科・診療

昨日は勤労感謝の日で祝日!

土曜日と重なったので、日頃から土日がお休みの方にとっては損した感じ(?)だったかもしれませんが、

水曜と祝日が休診日のウェストデンタルクリニックにとってはレアな土曜日休みでした。

 

「週末しか来れない」方には、ご迷惑おかけしてすみませんでした。

 

そのため、日曜日の今日は、ご予約外の急患の方も多くいらして混んでしまって

長くお待たせしてしまった患者様もいらっしゃいました。

 

大変申し訳ないです。ごめんなさい。

 

 

~診療中の牛込先生~

 

 

そんな今日の初診の方の中に、他院で「歯医者詐欺にあった」という方がいらっしゃいました。

 

 

歯医者詐欺ってなんですか?とお尋ねしたところ、

痛いところとか何もなくて、歯石をとりたくて行ったのに、

 

虫歯じゃない歯を削られて、神経までとられた

 

・虫歯のところ見せて下さいと頼んでも「うちではそういうのはやってないから」と断られた

 

・毎回、虫歯です、虫歯ですと言われるので、あと何本虫歯あるんですか?とドクターに質問したら「そんなこと忙しい僕に訊く?」と答えてくれない

 

・かと思うと、ちゃんと予約もして行っているのに、「今日は忙しいから消毒だけ」と言って治療しないで帰された

 

~診療中の佐藤先生~

 

 

う~~~~ん、詐欺っていうのかわからないけれど確かにソレはひどい。

 

 

その詐欺?ドクターをかばうわけではないけれど、

 

初期の虫歯の場合、削って治療するか、それとも経過観察するか?の判断は、医師によって違ってくるし、

 

自覚症状がなくても虫歯が進行している場合もあるので、その話だけで詐欺!と呼ぶわけにはいかないけれど・・・。

 

 

でも、「虫歯って言われたけど自覚症状ないし、本当に虫歯なのかなあ?」と疑問に思う場合の対処法としては、削る前に、「口腔内カメラ」で見せてもらうこと。

 

 

 

上の奥歯だと、鏡では見えにくいですが、口腔内カメラならバッチリ見えます。

それで、納得した上で治療を受けられた方が我々歯科医師も患者さんも気持ちいいし。

~口腔内カメラの映像:写真は親不知ですが、鏡では見えにくい親不知の虫歯もはっきり確認できます~

 

 

まあ、口腔内カメラでも見えにくい虫歯もないわけではないのですが・・・

 

口腔内カメラでお見せすることを「忙しい」なんて言って拒否するような歯科医院や

 

今時「口腔内カメラ」がないような歯科医院は

(治療そのものは口腔内カメラがなくても出来るけど、ちゃんと患者さんに説明をしようと思ったら、口腔内カメラは必需品です)

 

行くのをお止めになった方がいいだろうなあと思います。

~ご自分ではわかりにくい歯と歯の間の虫歯も、口腔内カメラなら見えます~

 

 

 

 

さて、休診だった土曜日、岡部&田中は休みを返上して、日本健康医療学会の第6回学術大会に出席してきました。

 

テーマは「チーム医療を通して口腔の健康を考える」 。

目指せ!健康長寿社会!!ということで、勉強してきました。

 

受付 田中は受付でもしっかり患者さんの質問に答えたいと、専門的な学会にも積極的に参加しています。

高齢者の死因の第4位は肺炎。

その多くが誤嚥性肺炎。

 

予防には、お口の中のケアがとっても重要。

介護が必要なご家族をお持ちの方には、ご家庭でできるケアを一緒に考えていきます。

お気軽にご相談下さいね。