投稿日:2010年8月3日|カテゴリ:カルチャー(読書・アート・ライブ・舞台etc)

毎日暑すぎ・・。うさぎは暑さに弱いので、我が家はうさこのための暑さ対策で、エアコン入れっぱなしの毎日です。
小学校のうさぎは、暑さ対策してもらえているのかなあ?
 

~うさこ:現在4歳6カ月。好物は青梗菜、水菜、大根の葉っぱ。抱っこが大好き。でも、ブラシされるのは大嫌いで、ブラシを持ってると走って逃げて行きます~
 

こう暑いと、外に出るより涼しいお部屋で本読んでいたいです。(それでも、テニスはするけど)
7月も面白い本、いっぱい読みました。
 

今月のBest3
1.100年前の世界一周/写真:ワルデマール・アベグ、文:ボリス・マルタン、訳:岡崎秀
 

1905年(明治38年)にドイツ人の青年が世界を旅してまわった時の記録です。
今は地球の反対側まででも簡単に旅出来るし、情報も豊富だけど、明治の頃は海外って
とんでもなく遠かったはず。この人、パワーあるし、勇気ある!勿論、行けば感動も大きかったことだろうけど、大変だっただろうなあ。アメリカ、カナダ、日本、中国、インド、などを巡って貴重な写真をいっぱい撮っています。日本はかなり気にいってくれたようで、当時の芸者さんの写真やおいらん道中の写真もある!
100年前のことでも、外国から来た人が日本を気にいってくれたことは嬉しいな。
でも、この本に載ってる日本はまるで外国みたいに今と全く違う・・。
むしろ、ニューヨークの方が現存するフラットアイアンビルなんかが写ってて、身近に感じるくらい。
でも、祖父母はこの時代に生まれているんだから、そんな遠い昔でもないんだよなあ。
¥2800と高い本なので、買おうかどうか躊躇したけど、買ってよかったです。
 

~7月に読んだ本 今月も入りきれないので写真は2枚に分けました。こちらは、7月前半に読んだ9冊~
 

2.弱者の兵法/野村克也
もし、自分がプロ野球選手だったら、どの監督の下でプレイしたい?
昔、野球ファンの友達とよくそんな話をしました。
私は、野村監督か王監督、星野監督も好き。
この本読んで、ますます野村監督のファンになりました。
組織を強くしていくために大切なことが満載で、小さな歯科医院といえども一応組織は組織。
勉強になりました。あとは実践あるのみ。
 

3.東京島/桐野 夏生
映画化で話題の本です。こんな状況になったら、自分はどうするだろう??
一気読み間違いなしの本です。
 

~7月後半に読んだ5冊。7月は計14冊。どれもハズレなし。いい本でした。7月は小説が1冊だけだったなあ。~
 

その他、今話題の池上 彰さんの「伝える力」。さらっと読めちゃうのは、流石「伝える力」が優れている方だからだろうな。とてもいい本でした。
森 俊憲さんの「読む筋トレ」は、筋トレして自分のカラダ、デザインするぞお!!って思わせてくれる本。1日5分なら続けられるかも・・と早速始めました。
効果の程は、また報告します。
山田 規畝子さんの「壊れた脳生存する知」は、周りに脳梗塞の患者さんがいる方には是非お勧めしたい本でした。
実は、私は脳梗塞は高齢者の病気で自分にはまだ縁のないものと思ってました。
なのに、この2年で身近な人(皆見るからに健康で、バリバリ仕事してた40代)が
3人も脳梗塞で倒れました。ショックでした。
幸い、皆奇跡的な回復をして、元気で仕事しています。
でも、見た目にはわからないけれど、本人にしかわからないけど、「倒れる前より明らかに衰えてしまった」ものを抱えて、みんな頑張っています。その姿は感動的です。
それで、私もなんか力になりたいなあと思い、この本を読んでみました。
この本の著者の山田さんは、私と同じ年の方ですが、33歳で2度目の脳出血・・。女医さんなので、医学的な知識もまじえながら、その体験を綴って下さっています。
 

~新中野テニスコートのにこちゃん 人懐っこくて愛想のいい猫ちゃんで会うのが楽しみ~
 

「ベルナのしっぽ」は27歳で失明した著者、郡司ななえさんが、犬嫌いだったのに、盲導犬ベルナを得て、心を通わせて、ベルナに助けられながら、共に出産、育児と奮闘していく姿が描かれています。
ウェストデンタルクリニックでも、盲導犬募金の募金箱を受付に設置させていただき、心優しい患者様たちのご協力をいただいています。
盲導犬を待つ多くの方が、1日も早く素晴らしいパートナー犬と出会えますように・・。
 

~受付に盲導犬募金箱設置しています。皆さん、ご協力ありがとうございます。~