投稿日:2015年11月9日|カテゴリ:ブログ, 歯科・診療, 診療日記

成人の8割がかかっていると言われている歯周病・・・。

最近では、成人だけでなく小中学生でも増えているようです。

広島大学の付属中学の2009年度の調査では、中学2年生の98.5%に歯肉炎がみられたとか・・。

 

歯周病は、歯を失う原因のNO.1

痛みなどの自覚症状が出にくいので、気がつくのが遅くなり手遅れになるケースが多いのも特徴のひとつです。

望月彩

~30代女性:歯周病によって歯肉は腫れ、歯肉から出血しています~

 

歯周病治療というと、歯科医院で歯石を取って、歯磨き指導を受けて、プラークコントロールをしっかりする、というのが一般的。

プラークコントロールは勿論、とっても大切。

どんな歯周病治療を行っても、ソコがちゃんとできていないと良い結果は望めません。

 

ケアポリス

 

~歯周病の方にオススメの歯磨き粉ケアポリス:歯肉マッサージジェルとしても使えます。発泡剤・研磨剤・防腐剤無添加なので安心。院内でもリピート率NO.1~

 

 

また、バランスの良い食事や適度な運動で、免疫力をアップすることも大切です。

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~お一人お一人のお口の状態に合ったハブラシを処方させていただきます~

 

でも、しっかり歯磨きをして下さっていて、食事や睡眠にも気をつかっていらっしゃるにもかかわらず歯周病が進行していってしまう方もいらっしゃいます。

そこが歯周病の厄介なところで、歯磨きだけでは解決できないケースが多々あるのです。

ペリテクト

~最も歯石がつきやすい箇所なのに、磨きにくい下の前歯の裏側もしっかり磨けるハブラシ:ペリテクトV:九州歯科大学の歯周病学の名誉教授が開発~

 

 

 

重症の歯周病治療では、フラップオペという手術をする場合もあります。

歯周病は感染症なので、ジスロマックなどの抗菌剤を使用する先生もいらっしゃいます。

 

歯周病は治したいけど、でも、「手術」も「薬」もイヤだなあ…

手術は痛そうだし、手術後歯茎が下がって歯が長く見えてみっともないって聞いたし、薬は耐性菌ができたら他の病気の時困るし・・・。

 

そんな方に好評な歯周病治療が、「光殺菌歯周病治療(フォトダイナミックセラピー)」です。

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歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝:歯周病が進行するとどんどん深くなります)に特殊な光感受性のジェルを入れます。

 

この光感受性ジェルにある波長の光を当てることで、ポケット内の細菌を殺菌してしまう、という療法です。

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痛みも腫れもなく、抗生物質を使わないので耐性菌の心配もありません。

 

どうぞ、お気軽にご相談下さい。