投稿日:2013年1月14日|カテゴリ:カルチャー(読書・アート・ライブ・舞台etc)

先日、池袋からバスに乗ったら、目白駅前で高校生のカップルが乗り込んで来ました。

 

女の子は今時のギャル風でもなく、かと言って垢抜けない優等生タイプでもなく、

学生らしいカワイイ感じの女の子。

頭も適度に良さそうで、きっとクラスでも人気あるだろうなってタイプ。

 

一方男の子は、まあ普通~~の容姿。

どっちかと言うと、ダサイ部類に入るかも。

 

あんなカワイイ女の子がなんでこの男の子と?て感じ。

ま、それはいいんですよ。

余計なお世話だし。

 

 ~本文とは関係ないけど、今日は成人の日。なのに、なんだ~~この大雪は!!土曜日、「明後日成人式なので、歯もキレイにしておこうと思って」と来院してくれたAちゃんの顔が甦る・・。Aちゃん、晴れ着大丈夫だったかなあ・・心配・・~~

 

 

 

見た目がイマイチでも美点をいっぱい持ってる男の子は沢山いますからねー。

だけど、びっくりしたのは、そこじゃないの。

 

そのカップルが乗り込んで来た時、バスには空席は1つしかありませんでした。

当然、女の子が座るだろう、あるいは2人とも立ってるか、って思ったら、

先に乗り込んで来た男の子、躊躇なく自分が座った!!

 

女の子も当たり前のように男の子が座った席の横に立って2人でにこやかに会話してる・・・。

 

衝撃でした~~。

 

 ~わが家の愛兎ミミ(♀:左)とチャーリー(♂:右):とっても仲良しの2うさ。チャーリーはミミが叱られていると、心配して走ってきます。兎の世界でも男の子は女の子守ってる感じなのになあ~

 

 

男女平等教育が行き届いた若い世代ではコレは普通のことなんだろうか??

老人・子供の次に「弱いもの」として「女性」が扱われたのはもう昔のことなの?

 

 

あの男の子が怪我してるとか体調が悪い・・っていう風には見えなかったし・・・。

 

そりゃあ、オトコだって女と同じように疲れるだろうし、座りたいだろうけどさ。

家事も平等、仕事も平等っていうなら、そういうとこだけ弱ぶるなよなって言われるかもだけど、

 

私だったら、自分の彼氏が当然のように自分だけ座ったらめっちゃショックー・・・。

なんか全然大事にされてない気がしちゃう・・・。

オトコだったら、武士は食わねど高楊枝・・じゃないけど、やせ我慢してでも女の子座らせてほしい~

 

 ・・・・と昭和なオバサンの私は思うのでありました。(古すぎ?)

 

前書きが長くなっちゃったけど、先月読んだ本です!!

 

まずは、①「日本崩壊/午堂 登紀雄」

 

 コレ、絶対読んでほしいなあ。

午堂さんが書いている”現代ニッポンの7不思議”は、ホント共感!!

(また所得税も増税だし、稼いでる人を罰するような税制じゃ、努力する気が失せちゃうよ・・・。

政治家の方々、コレ読んで下さいよ・・・・。)

 

高度成長期に子供時代を送って、バブル期に社会に出た私の世代は、

「なんだかんだ言っても日本は大丈夫」

って過信しちゃってる傾向あると思うけど、今後の日本どうなるかわかんないなあ。

でも、ただ不安がっててもしょうがない!!

自分で対策を打つしかない!!行動あるのみ!って午堂さんの本を読むといつも感じます。

 

 

②「THE BOOKS/ミシマ社編」

③「計画と無計画のあいだ/三島 邦弘」

 

「THE BOOKS」 は、日本全国365軒の365人の書店員さん達が、読者に届けたい1冊を選んで紹介してくれている本です。

本好きの私にはたまらない本!

 

私が読んだことある本も37冊ありました。

(大好きな「100万回生きたねこ」や茨木のりこさんの「自分の感性くらい」や遠藤周作さんの「沈黙」村上春樹さんの「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」等々)

残りの328冊 全部読破するぞ~~~!!と決意。

 

推薦文の内容や手書きのコピーから、1人1人の書店員さんがどんな人なのか、想像するのも楽しい本です。

 普段本屋さんに行っても「カバーおかけしますか?」「いらないです」くらいしか会話をかわすことのない書店員さん・・

でも、書店員さんたちにも「この本を売りたい」とか「この本が売れてめちゃくちゃ嬉しかった」とかの

思いがあることを、初めて知りました。

 

 

 ~関係ないけど最近のお気に入り①:よもぎ蒸しパッド:仲良しの看護師さんEちゃんに教えてもらって寒い日に愛用中。

生理ナプキンみたくパンツに敷いておくとパンツの中ぽかぽか。明日も寒そうだから仕込んで行くぞ!~

 

 

 

 「計画と無計画のあいだ」は「THE BOOKS」や私が最近はまっている内田樹先生の本を出している出版社を作った三島邦弘さんという方の本です。

 

会社辞めて、旅に出て、何にもない状態から「出版社を作ろう」って思い立って、

最初はたった一人で、それから、かなり面白そうな面々をスタッフに迎えて

出版社を作っていく様子が描かれています。

 

 ・・・って書くと、なんだかよくある成功読本みたいに思うでしょ?

自己啓発書的な熱血根性論とか、自慢話みたいな成功物語とか。

 

そういうのじゃ全然ないんです。

 

いい本でした。

著者の出版に対する熱い想いは伝わってくるんだけど

(本好きだけど、出版業界の舞台裏って全然知らなかったので、それも面白かった)

暑苦しい熱血ドラマではなく、なんか抜けてて笑っちゃう。

 

こういう仕事のやり方もありだよなあって、すごく思いました。

自分が開業した当時のこととかもすっごく思い出しちゃうし、

実際素敵な本をいっぱい作っていらっしゃるし、

応援したくなっちゃう本でした。

 

 

 

③「55歳からのハローライフ/村上 龍」

 

最近の村上龍さんは、こんな本も書くんだなあ・・とちょっとびっくり。

どうしても中2の時初めて読んで大衝撃を受けた「限りなく透明に近いブルー」や、その後の作品でも

「コックサッカーブルース」とか「フイジーの小人」とか「インザミソスープ」とか「テニスボーイの憂鬱」とか

そういう作品のイメージが強いので・・・。

そういうのも、勿論好きだったんだけど、コレ素敵でした。

読んだ後に、希望が見える本ってやっぱりいい!!

 

その他、12月に読んだ本

⑤「美しき日本の残像/アレックス・カー」

⑥「女は見た目が10割/鈴木 由加里」

⑦「中世の貧民/塩見 鮮一郎」

⑧「大人げない大人になれ/成毛 眞」

 

 

どれも、面白かったです。

 

 今年も一応、読書目標年間100冊です(仕事関係の本は除く)。

いい本にいっぱい出会えますように!

あ、100冊じゃあ「THE BOOKS」の残り328冊今年中に読み終わらないじゃん!!

ヤバイ・・・どうしよう・・・