投稿日:2010年11月3日|カテゴリ:カルチャー(読書・アート・ライブ・舞台etc)

先日、アメリカ人のスーパーモデルさんがご来院なさいました。
細くてキレイでした~~~。
身長184㎝だそうで・・パノラマのレントゲン撮る時、あんなに高い位置で設定したの久しぶり~。顔なんて小さくて8頭身どころか12頭身?って感じ。勿論歯並びも美しい。
ウェストデンタルクリニックは場所柄外国人の患者さん多いので、英語での診療は日々行っているし慣れているのに、何故かドキドキ、ちょっと緊張しちゃいましたよ。

 

さて、10月も面白い本沢山でした。
10月に読んだ本11冊はこれです。
 


 

1.    竹久夢二と妻他万喜/林えりこ

竹久夢二、好きです。っていうか、夢二の描く女性が好きなのかもしれない。
きれいで、芯が強そうで、でもはかなげで艶っぽくて、どこか哀しくて・・・。
竹久夢二の女性遍歴は有名だし、多くの本が出ているけれど、これは、たった一人の妻、で離婚後も夫婦同然に暮らして子供をもうけた他万喜さんの側から書かれた本。

 

もし、他万喜さんと友達だったら、「もうそんな男やめなよ!あんた美人なんだし他にもっといい男いるって!!」って私はたぶん言うけど、きっとわかっちゃいるけどやめられない・・なんだろうなあ。
ダメ男とわかっていても、ずるずると切れずに続けてしまう女性って平成の世でも沢山いるから、男と女っていつの世も変わらないんだねえ。
でも、私は、この他万喜さんなんか好き。
子供より男!!っ生き方は非難の的かもだけど、自分の欲に正直っていうか、ほしいものは夢二だけって感じで潔い生き方。
著者の夢二と他万喜さんに対する深い愛情を感じる本です。
お金もうけのために売れる本をササッと書き散らしたような本が多い今日この頃、至極まっとうで良い本でした。

 


~白衣のリカちゃん増えました。子供の頃の理想の女性はリカちゃんだった!~
 

2.    吉原はこんな所でございました/福田利子
吉原っていうと映画の「吉原炎上」とか「さくらん」の世界しか知らなかった。
これは、吉原の引手茶屋「松葉屋」の養女となり、女将として仕込まれ、戦後は吉原の料亭「松葉屋」の女将として生きた方が書かれた、生の吉原の本。
だいたい無知な私は、遊郭って江戸時代の話かと思っていましたよ・・。(恥)
昭和33年まであったんですね。
これも、当時の女性の生き方、考え方、政府の考え方、それから遊郭のシステムなんかがわかってとても貴重な面白い本でした。



 

3.    かたみ歌/朱川湊人
連作短編集。昭和の下町の商店街を舞台にしたちょっと不思議でちょっと泣ける、いい話です。リラックスして気分転換したい時にいいですよ。

 

~最近お気に入りのパン屋さん:江古田のパン焼きおやじブラウニー(練馬区旭丘1-29-4)人通りの少ない住宅街の中にある小さなお店だけどすごく美味しい。場末のパン屋なんて書いてあるのが面白い。店主のパン作りへのこだわりを感じます~


 

4.    「結果を出す人」はノートに何を書いているか/美崎栄一郎

前から気になってた本。やっと買いました。役に立つ本でした。早速名刺の管理真似することにして実行!!先日のデンタルショーや、抗加齢歯科医学研究会で名刺交換させていただいた方々の名刺をコピーしてノートに貼りました!
ノート術の本は沢山出ているけれど、これは非常に親切に書かれていて実践的な本。
実用度高いです。
 

5.    スズメの少子化、カラスのいじめ/安西英明

カラス、すずめ、鳩など街中で普通に見かける鳥たちについて書かれた本。
これで、にわか鳥博士になれる!?
通勤時、ついついスズメやカラスに見入っちゃう今日この頃です。
一昨年読んだ「カラスなぜ遊ぶ/杉田昭栄」もカラス本では面白かったです。
 

~先月弟の結婚式で帰省した際に、実家に置いてた漫画をごっそりダンボールに詰めて東京に送りました。なつかしい・・これはそのほんの1部。今読んでもハマる~
 

6.    見た目が若いと長生きする/川田浩志
タイトルからして気になるう!「老けない人」になるためのカラダ管理の色んな方法をちゃんとエビデンスに基づいて書いてある本です。かなりおススメ!!
 


7.    考える力をつけるノート/茂木健一郎、丹羽宇一郎、香山リカ、他

脳神外科医、ビジネスコンサルタント、精神科医など今をときめく9人の方からのメッセージ。読みやすい本ですが、中身は生きることに関する色んなヒントが詰まってて面白い本でした。イラストもgood!
 



8.    ミトコンドリア不老術/日置正人
 高性能ミトコンドリアを目指す私としては見逃せない本。
 


9.    オレたちの学校 浦商定時制/平野和弘
 教育者の方々に読んでほしいなあ。こんな先生に私も出会いたかったなあ。
 


10.    脳神経学者の語る40の死後のものがたり/デイヴイッド・イーグルマン
 


11.    スプートニクの落とし子たち/今野浩
 

~下落合の神社に捨てられていたうさぎさん:警察の方のご厚意でうちの子になることになりました。まりもちゃんと名づけました。なでなでされるのが大好きな可愛い子なのに、誰が捨てたのか・・。ひどい~。飼いウサギは野生では生きられないのに・・・~
 


~我が家のうさこちゃん:おいでっていうと走ってきます~